INTERVIEW
先輩の声
七野会で働く先輩たち
実際に働いているからこそ分かる
リアルな意見と七野会の魅力をお伝えします。
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松尾 佳奈さん
特別養護老人ホーム 原谷こぶしの里
▷ 2021年入職
▷ 介護職直接感謝の言葉をいただき
やりがいにつながっています -
福祉の仕事を選んだきっかけは
何ですか?人の役に立ちたいという漠然とした思いがあり福祉に興味を持ちました。 大学では福祉を学び、アルバイト(スーパー)などで直接高齢者と関わる機会があったことでより高齢者の生活を支えていける存在になれたらいいなと思うようになりました。
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七野会に入職した理由は
何ですか?就活中に様々な企業や法人の説明を聞いており迷いがある中で、最終的にはゼミの先生に七野会を勧めてもらいました。 実際、見学に行き、雰囲気がよく働きやすそうだなと感じたため七野会に決めました。
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現在の仕事内容は?
普段は
どんな仕事をされていますか?排泄・食事・入浴などの身体にまつわる介助はもちろん、2年目以降から主で担当業務を持つようになりました。 利用者さんの担当業務ではその方のケアのあり方を考えたり、家族さんと連絡を取り近況報告を行ったりしています。 コロナ禍だったこともあり入職当初は家族さんとお会いできず手紙や写真、電話でコミュニケーションをとっていましたが、最近は面会や会議などで直接会って家族さんとお話する機会が増えました。 ユニット内で行う行事の企画と実施や特養全体で行う夏祭り(納涼祭)といったイベントの実行委員も担当しています。
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実際に働いてみて、嬉しかったこと、
大変だったことは?「ありがとう」と感謝の言葉や、「気つけて帰りや」など何気ない言葉をかけてくださることが嬉しいです。 また、家族さんから『家にいるときよりも母の元気な笑顔を見ることができて感謝しています。松尾さんのおかげだと思っています』とお手紙いただいたときは本当に嬉しく今でもその手紙を大切に持っています。 直接感謝の言葉をいただくこともあるため、やりがいにつながっています。 大変なことは、認知症の方と関わる中でコミュニケーションのあり方が難しいと思う時があります。 ちょっとした言動で利用者さんを不安にさせてしまうなど、どのように対応すればいいのかいまだに戸惑うこともあるため気持ちに寄り添えるよう心掛けています。 また、コロナのクラスターが起こったことが大変でした。感染対策を行っていても職員、利用者さんともに感染者が増えないか日々不安の中での対応でした。
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休みの日はどんなふうに
過ごして
いますか?一日ゆっくり休んだりしています。 時々ふらっと出かけて美味しいものを食べてリフレッシュもしています。
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未経験でも大丈夫!
介護と言えば「大変・しんどい」というイメージが多いですが、周りから「楽しそうやな」と声をかけてもらうくらい毎日楽しく仕事ができています。 私自身就活中たくさん迷いがありましたが、最終的には施設の雰囲気を見て働きやすそうだと思ったのが決め手になりました。 なので、実際見学に行き雰囲気を知った方がいいのかなと思います。 大学で福祉(社会福祉)を学んできましたが、介護に関しては分からないことだらけでした。 七野会では未経験でも研修制度があり、また先輩も優しく教えてくれるので安心してください。 現場を知ることで楽しさが分かると思います。
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前田 大輝さん
原谷こぶしの里 ショートステイ
▷ 2021年入職
▷ 介護職現場を自分の目で
見ることが大切です -
福祉の仕事を選んだきっかけは
何ですか?(自分で言うのもなんですが…)家族、親戚からよくしてもらっている中で、自分は高齢者と関わるのに向いていると思ったからです。また周りからもそのように言われていたので自然と福祉の仕事を考えるようになりました。
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七野会に入職した理由は
何ですか?大学での実習先が七野会でした。 その後就活で見学会に行くと施設長に顔を覚えてもらっていました。 また友人が七野会の別事業所でバイトをしていたこともあり、その友人に誘われ一緒に面接を受けました。 その友人とは今でも連絡を取っていて、最近の出来事も聞いています。
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現在の仕事内容は?
普段は
どんな仕事をされていますか?利用者さんの一連にまつわる介助の他に、2年目からは利用者さんの担当も持つようになりました。 ご家族さんと連絡を取ったり(持参品の確認など)、担当者会議に参加したりすることができるようになった。 また、ショート全体の事故やヒヤリハットの件数や内容を月ごとにまとめて、次月にどのように活かすかの会議(リスク会議)の資料作成もしています。 入職して4年目になり、任される仕事も増え、今は後輩の指導もするようになりました。
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仕事をするうえで一番心掛けている
ことはなんですか?利用者さんの思いを読み取ることを心掛けています。 例えば、ごはん前のタイミングに何度も立つ利用者さんがいましたが、「トイレですか?」と声をかけると「違う」との答えだったが、 しばらく一緒に歩いてみると自然と落ち着かれたことがありました。 言葉で言える人は分かりやすいが、失語障がいなどで言葉で表せない人に寄り添って思いを理解しようと努めています。
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利用者さんとの関わりで何か
印象に
残っているエピソード
はありますか?利用者さんから名前を聞かれることが多いのですが、たまに利用者さんから名前を呼んでくださることです。 色々サービス利用し多くの職員と関わっているはずなのに名前を覚えてもらっているというのは嬉しいものです。
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利用者さんの
「ありがとう」がやりがい福祉分野の勉強をしている学生には、自分の足を使ってフィールドワークを大切にすることを伝えたいです。 つまり、いろいろな分野(高齢・児童・障害など)の現場を自分の目で見ることが大切です。 具体的には職場の雰囲気や職員が利用者さんと接しているところを見てかかわり方などを見ること。 職場の清潔感なども見ることを勧めます。 この仕事は実際しんどいことも多いけれど人とのかかわりができやりがいがあります。 利用者さんから“ありがとう”という言葉をかけてもらうことが自分はとてもやりがいを感じる一瞬です。
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吉田 さとみさん
金閣こぶしの里ヘルパーステーション
▷ 2018年入職
▷ ヘルパー利用者さんとの関わりで
自分もパワーや元気をもらいます -
前職は何ですか?
グラフィックデザイナーで本、雑誌、紙媒体のデザイン・レイアウトをしていました。 もともと印刷会社⇒デザイン事務所⇒個人で仕事していましたが、どこかに勤めに行こうと思うようになり、勤めるなら資格を取りたいと思い、ヘルパーにも興味があったので、初任者研修を勉強してヘルパーの資格を取りました。
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七野会に入職した理由は
何ですか?初任者研修の資格を取ったところで働くことも考えましたが、仕事内容を聞いていると少し違うなと思ったのと、大きいところで働きたいと探したところ、七野会を見つけました。 事業所を探すと新大宮ヘルパーステーションが近かったので、電話で応募し、働くことになりました。 現在は金閣こぶしの里ヘルパーステーションで勤務しています。
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現在の仕事内容は?
普段は
どんな仕事をされていますか?派遣先の利用者さん宅に行って介護・生活援助全般はもちろん、サービス提供責任者でもあるので、担当している利用者さんのご家族さんや、関係機関と連絡を取り、書類作成(計画書、実績、モニタリングなど)や、スケジュール調整を行っています。その内容をヘルパーさんにも伝えたり、状況の聞き取りも行っています。
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この仕事の面白さは何ですか?
高齢者の方と関わることによって自分もパワーや元気をもらいます。 大変なこともあるけれど、自分の援助で喜んでいただけたり、「ありがとう」と言ってもらえることでやりがいも持てますよ。
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仕事をする上での必須アイテムは
何ですか?事務所に常備している援助に必要な物品(手袋、袋、マスク、記録用紙など)はもちろん必要ですが、買い物袋、新聞などまとめるときに使う物など。 ご自宅によっては備品がないこともあるので何も持たずに行くことはないです。 これは職員によっていろいろあると思うので、他のヘルパーさんにも聞くともっと面白いものがあるかもしれないですね(暑さ対策、雨対策、便利グッズなど…)。
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いろいろな働き方の
選択肢がありますヘルパーはご自宅に一人で行くイメージがあると思いますが、それまでに必ず職員が同行し、教えてもらえるしフォローもしてもらえます。 またいろいろな働き方の選択肢があるのもヘルパーのいいところだと思います。 言葉で“介護”と聞くと、大変なイメージもあると思いますが、未経験の方でも難しく考えないで、どんな仕事か?少しでも興味あればのぞいてみてください。 来てみて分かることがたくさんあると思います。
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川向 正子さん
グループホーム はつね
▷ 2003年入職
▷ 介護職若手職員から学ぶこともあり
日々勉強です -
福祉の仕事を選んだきっかけは
何ですか?小さな頃から両親が共働きで祖母といる時間が長く、どこに行くにも一緒。 私にとって高齢の方が周りにいるのは極ありふれた日常でした。 将来のことを考えた時、誰かの役に立てる、自分にできることは…という風に高齢者福祉が自然と繋がりました。
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七野会に入職した理由は
何ですか?学生の頃、施設実習で4週間特別養護老人ホームにお邪魔しました。 その時に目にした職員さんの姿に憧れ七野会で働きたいと思うようになりました。 どの職員さんも、真剣にお年寄りと向き合い誇りをもって楽しそうに仕事をしていらっしゃいました。
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現在の仕事内容は?
普段は
どんな仕事をされていますか?現場で介護職として働いています。子供を保育園に預けているので主に早出として出勤しています。 今働いているグループホームでの経験も長いので、中堅として職員同士が成長できるようサポートできればと思っていますが、若手職員から学ぶことも沢山あり、日々勉強だと楽しく働いています。 ご入居されているご家族とも付き合いが長いので、雑談から思っておられることを拾い上げチームとして共有し信頼関係の構築に役立てればと思っています。
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家事や育児との両立は
どうですか?子供が体調を崩したり、休日に休みをもらったり…本当に現場の皆さんに沢山助けてもらっていますし、迷惑もかけっぱなしです。 育児の悩みも、人生の先輩方が聞いて笑い飛ばしてくださるので、仕事に行きながらも心が軽くなって家に帰ることも。 日々、子育てって周りの方の支えあってのことだと痛感し、「感謝」の気持ちに尽きます。 ただ、与えて助けてもらってばっかりではいけないので、自分が出勤した際にはいつも仕事+αをして帰る、いつ欠勤しても良いように優先順位をつけて自分のするべきことはしておくように心がけています。 また子供たちには仕事の間は保育園に行ってもらっているので、家で過ごす一緒の時間には「ありがとう」の気持ちで…優しくなれたり、共に過ごす時間の大切さに気付くことができ、私にとっては仕事をしながら育児する環境が程よいバランスだったりします。
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休みの日はどんなふうに
過ごして
いますか?仕事の日はお迎えに行って子供たちと家に辿り着くのが18時。 まだ下の子が1歳になったばかりなので、抱っこ~とぐずられると食事の準備どころではありません。 気持ちと時間に余裕を持たせるために、休日は買い物と、子供たちのお昼寝時間に次の休みまでのメニューを決め、作り置き、下準備(具材を切っておいてあとは炒める・煮るだけにしておく)をしています。 あとは、心のガソリンを満タンにするために、午前中は子供たちが楽しめる場所へ。 図書館や児童館、公園に遊び場…子供と相談しながら休日の過ごし方を考えています。
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助けてもらったことは
いつか還元できると思います子育てや働き方で悩んだ時、悩みを聞いてくれたり、助けてもらっています。 また、そこで身に付けてきたことは経験値となりいつか還元できると思います。 そして、普段している何気ない生活がどんなに尊いものか。 それぞれの「当たり前の生活」をいかに実現に繋げることが出来るか。 福祉の世界はしんどいことも、大変なこともあるけど、学ぶことも、楽しいことも沢山。どうか、誰かと一緒に寄り添い歩く時間を楽しんでみてください。